39デザインマットレスとピローを使用しているプロスポーツ選手に「睡眠」をテーマにインタビュー。睡眠の大切さ、寝具が身体に与える影響、ケアの仕方などを語ってもらいました。
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桂慶浩
YOSHIHIRO KATSURA
1995年生まれ、身長173cm、体重63kg。脚質:ルーラー
同チーム所属3年目で若手を牽引する役割も担う中堅選手。高校生から自転車競技生活がスタート。卒業後はロードレースを学ぶためにフランスへ単身留学。アマチュア時代から海外のレースに多数出場。経験豊富な選手。
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平林楓輝
FUKI HIRABAYASHI
1997年生まれ、身長166cm、体重61kg。脚質:オールラウンダー
2020年より新加入。平地と上り、あらゆる局面で一定の強さを発揮する万能タイプの選手。愛媛県伊予市出身。小学校5年生の時に自転車を買ってもらったことをきっかけに自転車の世界に魅了される。
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西田優大
YUDAI NISHIDA
1997年生まれ、身長175cm、体重66kg。脚質:スプリンター・ルーラー
瞬発力がありゴール前に一気にスパートをかけて優勝争いができる選手。高校生の頃に読んだスポーツ青春漫画「弱虫ペダル」でロードレースを知り関西大学自転車部レース班へ入部。卒業後の2020年から同チームでプロデビュー。
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小山貴大
TAKAHIRO KOYAMA
1996年生まれ、身長176cm、60kg。脚質:ルーラー
平坦な道を一定のスピードで走り続けるのが得意な選手。高速走行を長く継続できるのが持ち味で「逃げ」も得意。小学2年生の時に深夜放送をしていた「ツールドフランス」を見て衝撃を受けて以来、自転車と共に人生を歩んでいる。
桂 以前は肩こり、それから派生する頭痛で病院へ行くこともありました。39デザインマットレスを使い始めてからは首、肩まわりの凝りが緩和されて、以前のようなストレスがなくなりました。
平林 腰痛が原因で睡眠が浅いタイプでしたが、39デザインマットレスを敷くようになってからはしっかりと眠れるようになりました。最初はこんなに柔らかくて大丈夫かな?と思ったんですけど、使ってみると沈み込む感覚(身体にフィットする)が気持ち良くて最高でした。
西田 とにかく気持ち良くて寝心地がいいです。しっかり眠れているので疲労回復している実感も持てるようになりました。僕はみんなとは違って高さのある枕が好みなんです。だからフラットとウェーブタイプの枕を2個重ねて使っています。
西田以外の全員 どういうこと!? それ高すぎて首が痛くならないの(笑)?
西田 ならないんですよ! 丁度いい高さでしっくりきています。
小山 以前から睡眠をトレーニングの一部として考え、睡眠には気を使ってきました。39デザインマットレスを使用する前は10cmくらいの高反発マットレスを使用していました。今はそのマットレスに39デザインマットレスを敷いて寝ています。薄いわりにはしっかりしていて質の良い睡眠が取れていると感じています。
桂 睡眠の質を上げるための大原則、就寝前にスマートフォンを見ることはやめています。レース前ならなおさら。さらに睡眠時間をしっかり取りたいので21時に寝ることもありますよ。あとは湿度と温度。夏はエアコンを快適な温度に設定して眠ります。
平林 レース前は確実に安眠できるように39℃のお風呂に10分くらい浸かって体を温めます。あとはアイマスクをすると明かりや音が気にならなくなるのでよく使います。もう一つ決めていることは、お気に入りの素材のTシャツを着て寝ること。
平林以外の全員 あのTシャツだね! サラサラ素材の。寝る時絶対きてるよね!(※4選手とも同じ寮で生活しています)
桂 余談ですが、合宿先が温泉宿だったとしても僕らは温泉には、ほぼ浸かりません。温泉の成分が強いと体が疲れたり体内の水分が抜けると考えているので、浸かることがあっても3分くらい。出る時には成分が残らないようにシャワーで流します。選手にもよりますけどね。
39デザイン担当者 日々の自己管理があってこその変化への気づき。プロロードレーサーの皆さんは自分の調子、体のことを細部まで意識して過ごしているんですね。
西田 真っ暗にして寝ています。あとは就寝前にコップ1杯の水分を取ること。睡眠時間8時間はとれるように意識して就寝しています。
小山 コップ1杯の水分を取るのは僕も意識しています。あとレース前は、睡眠のゴールデンタイムと言われている22時〜2時は寝ているように心がけています。
全員 食事と一緒。プロスポーツ選手でいる以上、睡眠も身体や気持ちを作るトレーニングの一部。遠征の時も枕だけは絶対持っていきます。39デザインの枕があると環境が変わっても眠れる気がするんです。
桂 自転車は大人から子どもまで身近な乗り物なので、ロードレースのルールや見所がわかれば、気軽に楽しんでもらえるスポーツだと思います。
平林 コースは、街中に会場を作ってぐるぐる回るクリテリウムやアップダウンの激しいヒルクライム、タイムを競うタイムトライアルなど開催する大会ごとに形態が違います。
西田 ロードレースは短いもので60km、長いものでは200kmを超える長距離もあります。1日または複数日かけて行われる大会も。街中が会場になる時は、沿道で観戦する人のすぐそばを駆け抜けます。競技する側としてはスリルとゲーム性が魅力です。
小山 自転車のスピードは40km/h前後で下り坂の時には100km/hに達することもあるんですよ。スピード感と自転車から見える景色が僕は好きです。
桂 ロードレースは個人戦に見えてチームで戦う競技です。ゴール直前、コースの終盤になると各チームがトレインを組んでエースをゴールまでアシストします。着順を競うんですが、「タイム賞」「区間賞」「山岳賞」など大会ごとに「ポイント賞」が設けられてるので得意な選手は各自そこも狙って走っています。
39デザイン担当者 脚質など事前データなどを確認してから観戦するとより楽しいですね。今日はありがとうございました。
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取材協力
VICTOIRE広島
http://victoirehiroshima.com/
広島に拠点を置くロードレースのプロチーム。日本最高峰のリーグ「Jプロツアー」が主戦場で年々順位を上げている。2020年からUCIコンチネンタルチームに登録。国際レースへ活躍の場を広げる。監督や選手がInstagramやYouTubeでロードレース の魅力をユニークに発信中。